*おまけ*

「‥‥っと、これで良し。――お代は‥‥そうだなぁ、また二、三日したら請求書を持って来ますぜ。じゃ、今後ともごひいきに!」
 いかついドワーフのおっさんはにこやかにそう言い、二人の職人を連れて帰っていった。
 ――師匠の寝室に、新しいベッドが届いたんだ。前のと同じく部屋の三分の二を占める、でっかいベッド。もちろん階段からは運び込めないから、あらかじめ用意した部品を部屋で組み立ててもらったんだけど。

「ふぅ〜。やっぱり新しい家具って、なんか良いわ〜」
 ぼすっとベッドに飛び込み、ごろんごろんと転がる。子供ですかあなたは。
「それにしても‥‥新年早々ベッドを買い換える羽目になるとは思わなかったわ。ま、それはともかく、さ。――どう? せっかく休業日なんだし、新しいベッドの使い心地とか――」
「また壊す気ですか!?」
「ちょっ‥‥何よ、あたしが壊したっていうの!?」
 ‥‥実は新年祭の期間が終わった翌日、ベッドがぶっ壊れた。
「だ、だってナイアさんが上になってるときに壊れたん――」
「直前までガンガン突いてたのは誰よ!!」
「もっと突いてって言ったのは――!!」
「何よあんただって――!!」
「‥‥!!」
「〜〜!!」

(終)

ほんとにどうでもいいおまけでした。

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