第三話 交差する想い

 美味でもない昼食を胃に詰め込み、ベッドに腰掛ける。‥‥退屈だ。伸びをすると薄手のバスローブの襟元が開き、艶やかに色づいた突起が覗いた。これで顔を赤らめてくれるような相手がこの場にいれば多少は気晴らしにもなるだろうが、一人ではどうしようもない。
「ふう‥‥」
 ザーラは悩んでいた。
 捕虜となった今、果たしてどのように振る舞うべきか。選択肢は二つ、せいぜい三つ。《ヴァンガード》に全面的に協力するか、しないか。脱走を図るという手もないではないが、無意味だ。いったん囚われの身となった以上、脱走して組織に戻ることはできない。形ばかりの裁判が行われ、見せしめのために最大限残虐な方法で処刑されるのがオチだ。元最高幹部であった彼女は、それぐらいのことはよくよくわかっている。自身が判決を下し、刑を執行したこともあるのだから。もちろん、逃げた上で組織には戻らず潜伏するという手もある。が、それは《ヴァンガード》と《シュヴァルツ・バタリオン》の両方から身を隠さねばならないということだ。派手好きな彼女にそれは耐えられないし、何より、逃げおおせるのは難しいだろう。
 《ヴァンガード》に全面的に協力し、尋問で尋ねられないことまでも、必要なことはすべて話す。許されるならばそれ以上の貢献をする――論理的に考えて、それが最善なのだろう。可能な限り速やかに《シュヴァルツ・バタリオン》が壊滅し、《ヴァンガード》が戦闘態勢を解く――それが、彼女が自由を手に入れる最短の道だ。が。
「この私が“正義の味方”に協力するだなんて‥‥耐えられないわね」
 彼女のプライドと美意識が、それを阻んでいた。望むままに振る舞い、快楽を何よりも優先する――それこそがザーラにとっての「正義」なのだ。側近を美少年や美青年で固め、首領に媚びを売るとき以外は彼らと悦楽にふける。最高級の酒を浴びるように飲み、たまには民間人をレイプ。ザーラの与える快楽に耐えきれず廃人になる者もいたが、彼女にとってはどうでもよいことだ。彼女の放縦な生活は、快楽主義者やサディストの多い《シュヴァルツ・バタリオン》においても群を抜いていたが、それでも情報の扱いにかけて彼女の右に出る者はいなかったため、それも許されていた。
 それがどうだ。ベッドとクローゼットのほかは何もないに等しい一室に押し込められ、質素にもほどがある食事と飲めたものではない安ワイン。衣服はさんざん不平を言って何とかスーツを手に入れたが、それまではあろうことか作業服だったのだ。――この生活が《ヴァンガード》の幹部に匹敵する、捕虜としては破格の特別待遇だということを、彼女は知らない。
 そんな彼女にとって、この組織は耐え難かった。皆、自分たちの大義と正義を信じ、そのために命さえ惜しまない。質素倹約、質実剛健。謹厳実直、滅私奉公。組織内の恋愛さえ、おおっぴらにはできないというではないか。
「ったく‥‥何が楽しくて生きてるんだかわからないわ」

 だが、この生活にも楽しみというものが全くないわけではない。いや、むしろ非常に大きな楽しみがある、とさえ言える。
 彼女をここへ押し込むことになった男、黒瀬龍牙――《ヴァンガード》特殊戦闘部の遊撃隊、という名の超強化人間だ。その男と逢うこと、それが唯一の、そして最高の楽しみだ。
 だがその男は、今日も任務に励んでいる。最重要の情報を訊き終えるまでは彼女につきっきりで尋問だったのだが、それが一段落すると空き時間だけを尋問に当てるようになってしまったのだ。一日に一度も逢えない日さえある。龍牙には何度も不平を言ったが、しかしそれは司令部の意向であり、彼の一存ではどうにもならなかった。
 今日も尋問はないのだろうか――逢えないのだろうか。
「‥‥龍‥‥牙‥‥」
 ――自然と指が胸元に向かう。信じられないことだ。今まで彼女が男を焦がすことはあっても、その逆などあり得なかった。求めずとも男は彼女にかしづき、甘い言葉を囁き、彼女を喜ばせようと心を砕く。褒美に体を与えてやれば、溺れるようにその体にむしゃぶりつき、そして心も体も彼女に食い尽くされてしまう。それが当たり前だった。そして多くの男がそれを望み、彼女はそれを楽しんできた。だが。
「‥‥ぁ‥‥早く‥‥きて‥‥」
 ベッドに倒れ込み、胸を揉みしだく。男のことを考えながら。あの男の手つき、あの男の息づかいを思い出しながら。体が熱い。股間の茂みが徐々に湿り気を帯び、そしてそこへと指が伸びる。男の肉槍、男の動きを思いながら。
「はぁう‥‥り、龍牙‥‥あぁ‥‥! ああっ! はぁっ、んうっ!! ――だめ、だめ、ああっ!!」
 股間の濡れ方も喘ぎも徐々に激しくなり、ついには粘液質の音をぐちゅぐちゅと激しく響かせながら、ベッドの上で悶える。すらりと長い、だが肉感的な脚を誰かに見せつけるかのようにM字に開き、腰を浮かせて淫らな声を漏らす。防音性はたいしたことがないと聞いているためなんとか声は抑えているが、それでも切なげな悲鳴が響く。乳房を鷲づかみにして、股間を高く突きだして、ビクンビクンと震えると‥‥ようやく指先は静かになった。

 時計に目をやると、今日の尋問まではまだまだ時間が余っているようだ。暇を潰すと言ってもあまり方法がない。とりあえず一眠りして、そのあとシャワーでも浴びよう‥‥そう考えると、彼女はバスローブを脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿でベッドに潜った。
 本当は――悩んでなどいないのかもしれない。あの男と逢える日々さえ続くのなら‥‥。

* * * * *

 それは唐突だった。シャワーを浴び、彼女がそろそろ諦めかけていたころ――
『ザーラ、俺だ。入るぞ』
 インターホンからぶっきらぼうな声が響いたかと思うと、黒のボディスーツに身を包んだ男が入ってきた。戦闘服姿ということは、作戦から帰ったところなのだろう。
「あら、お帰りなさい」
 努めてクールな表情を装いつつも、喜びを隠し得ない顔でザーラは男を迎えた。
「‥‥確かに今帰還したところだが‥‥妙な挨拶をするな。‥‥まあいい。すぐに尋問を始めるぞ――今から行けるか?」
 なにやら苦虫をかみつぶしたような顔になるが、男は気を取り直して用件を伝えた。そしてそれは何よりも彼女が待ち望んでいたことだ。異論などあろうはずもなかった。

*

 ぴちゃ、くちゅ。じゅる‥‥ちゅうっ。
 密室に粘液質の音が響く。
「はむ‥‥ん‥‥。はぁん‥‥龍牙‥‥」
 男の首に両腕で絡みついたまま、女は甘い声を上げた。その頭をつかんで、男はもう一度その唇をふさぐ。細い腰を強く抱きしめ、かぐわしい髪と張りのある胸を感じながら、唇を、舌をむさぼる。女もいっそう強く腕を絡め、体をすり寄せ、くねらせる。吐息と、衣擦れ。
「‥‥あ‥‥ん‥‥。ふふ、ずいぶん素直になってきたわね‥‥。あなたの方から求めてくるなんて」
 顔を少し上気させて、ザーラは耳元でささやく。男は応えず、その唇を黙らせる。舌をねじ込み、歯列と上あごを舐め上げて。女の体を壁に押しつけキスを続けたまま、互いに服を脱がせあう。豊か、という言葉では到底足りない大きさの乳房を手のひらで揉み込むと、細い指がするりと男根を絡め取る。――キス。吐息。
「‥‥っ‥‥ぅ‥‥」
 くぐもった呻きを漏らしたのは、逞しい男だった。ローションを付けたわけでもない指先が、繊細にペニスを擦りあげる。長い爪で傷つけないよう力を入れず丁寧に、亀頭、カリ、サオと指を這わせる。その感触に肉棒は逞しさを増し、女を求めて一粒の露を湛えた。
「あ‥‥はぁ‥‥っ。ふふ‥‥欲しいの? 私の身体が‥‥」
 妖艶な声と目で、女が誘う。
「‥‥欲しいなら言って‥‥あ、ん‥‥『お前が好きだ、愛してる』って‥‥ふふふ」
 絶対に言わないとわかっていて、女は言った。そう、二人は事実上恋人同然だ。彼女を降伏させたのは龍牙であり、そしてそのとき以来、肉体関係は続いている。「強化人間」という、ヒトの範疇から半ば外れた存在である二人にとって、互いに肉欲の限界までむさぼることのできる組み合わせはこれしかない、というのも理由だ。しかしそれ以上にザーラは龍牙に溺れ、狂う。それはもはや、単なる肉体だけの関係ではなかった。
 彼女は平気で口にする。
「‥‥龍牙、好きよ。あなた以外の男なんて、もうどうでもいいわ‥‥。あ‥‥ん、いい、もっと‥‥揉んで‥‥」
 だが、その言葉を返すことは龍牙にはできない。捕虜とはいえ、ザーラは「憎むべき」敵なのだ。彼女が属していた《シュヴァルツ・バタリオン》は多くの仲間と市民の命を奪ったし、今も奪っている。彼女が指揮していた情報部門も、こちらの内偵と多数の情報提供者を処刑している。そしてザーラ自身も、龍牙の同僚――特に親しいわけではなかったが、しかし同僚としてのつきあいはもちろんあった――を直接に殺したことが判明している。許すことはできないし、まして愛することなどできるはずがない。――少なくとも、それが彼の理性と感情の意見だった。
 だが、これはどういうことだ。尋問室に入るなり女の唇を奪い、貪欲に身体をまさぐりあっている。あれほど憎んでいたはずの敵を抱きすくめ、唇をついばみ、互いに息を荒げている。並外れた大きさを誇る肉の槍が、彼の本能を代弁していた。
 ――この女を抱きたい。
「‥‥ザーラ‥‥!」
 目を見つめ、女の名を呼んだかと思うともう一度、一気に唇を奪う。首に絡みつく腕、股間にすり寄ってくる太ももがぴくぴくと細かく震える。唇を離すとその目はすっかりとろけ、半開きになった唇から熱い吐息が漏れる。砕けきった腰を抱きあげ、横抱きにして尋問用の机に運ぶと、龍牙は女に覆い被さった。耳朶、首筋、鎖骨、乳首――キスの雨を降らせ、そして堅く熱い怒張を手探りで秘裂にあてがうと、じっくりとそこを刺し貫いた。
 ――ずぐっ‥‥ずぶっ‥‥
「‥‥くっ、――あぁあっ!!」
 肉襞を掻き分け、熱い肉杭が突き刺さってゆく。ザーラは口を食いしばったかに見えたが、しかしそれも一瞬のこと。亀頭がめり込んだ頃にはこらえきれずに嬌声を上げた。
 ‥‥ずぶり‥‥ズンッ――!
 締め上げ、よだれを垂らして悦ぶ淫裂を肉棒がゆっくりと、しかし確実に突き進む。そしてそれが奥底に当たり、そこを力強く衝き上げたその瞬間。
「ひっ‥‥あぁぁああああっっ!!! 龍‥‥牙ぁああっ!!!」
 嬌声――いや、絶叫。凄まじい絶叫。美貌を愉悦にゆがませ、女は一瞬で達した。それが軽い絶頂などではないということは、その声からも、表情からも、そしてひくひくと痙攣する手足や肉壺からもはっきりと分かる。
 だがこれはほんの入り口。龍牙はイッた女を串刺しにしたまま、口づけをしながら腰を突き上げる。その動きに敏感に反応し、爪を龍牙の背中に食い込ませてしがみつき、そして必死に快楽を貪る。長い脚を男の腰に絡みつかせ、淫らな乳房をすりつけ、揉み、揉ませながら。目は快楽にとろけ、唇は喘ぎと睦言を紡ぎ、全身で男を味わい、そして全身を男に味わわせる。

 大した女だ――龍牙はザーラを抱くとき、いつもそう思う。この女ほど快楽に貪欲な女はいないだろう。快楽の味わい方を熟知し、それを相手にも伝染させる力を知り抜いている。そしてその力を、意識的にではなく本能的に発揮する。龍牙自身が与える快楽を全身で受け止め、味わい、狂い、そしてそれを全力で龍牙に返す。
 普段は冷たく美しい瞳も潤んでいる。好んで挑発的な言葉を吐く唇もゆるみ、紅い舌が扇情的にうごめく。肉棍で衝き上げられ、かき回されて歓びにむせぶ蜜壺。龍牙の体に吸い付く、しっとりと汗ばんだ柔肌。――最高の抱き心地。
「あっ‥‥はぁあん!! ああっ、あああぁっ!! っく、また‥‥い‥‥っくぅ‥‥!!」
 ビクンビクンと体を跳ね上げると、乳房が淫らに揺れる。快楽の余韻に震える女をまたしても突き上げ、抱きしめ、口づけを。ひくひくと痙攣する肌を強く抱き、今度はザーラを上にして――。

「あはぁ‥‥っ! っく、ほんとに‥‥すごいわ‥‥。あう‥‥っ」
 少し落ち着こうと、ゆっくりと腰を振る。だがそれでも龍牙の名刀は彼女に快楽を刻み込んでくる。食い尽くそうと攻め寄せてくる熱い肉襞を難なくはねつけ、その弱点を見事なまでに突き、えぐってゆく。
「龍牙‥‥最高よ‥‥。っく、あぁ‥‥あはぁあっ!!」
 睦言を口にしようとしたとたん、龍牙は彼女を下から突き上げた。たまらず悶える。体位がどうであろうと、主導権は完全に龍牙が握っているのだ。
「はぁ‥‥ん‥‥! 悔しい‥‥いつか‥‥かなら‥‥ず‥‥! ああっ!!」
「必ず‥‥なんだ?」
「あはぁっ!! はぁっ、んあぁぁあっ!! か、かならず‥‥あ、あなたを――ひぃっ!! っくああぁああ!!!」
 身体の内側からこみ上げる快感を何度も爆発させながら、ザーラは必死に言葉を続ける。その様がたまらなく――「愛しい」と、龍牙は感じた。弾む乳房を強めに揉むと、ピンクに染まった首筋が大きくのけぞる。
「――! あ、ぁ‥‥! あなたを‥‥堕としてあげる‥‥! あ、っく、わ、私なしじゃ、い、生きられない、くら‥‥い‥‥!」
「遺言はそれだけか?」
「ひっ――! ま、待って、ゆるし‥‥!!」
「ダメだ」
 冷たく、だが目に少し笑みを浮かべて言い捨てると、龍牙は女の腰をつかんで荒々しく突き上げる。悶える膣肉をがむしゃらにえぐり、子宮の入り口を徹底的に突き上げてゆく。子宮が、膣が、熱い涙を流して許しを請う。
「あ、ひ、あああああぁぁあああっ!! イク、イクぅうううっ!! だ、だめ、っくあぁああぅっ!!」
 狂ったように、いや、まさに狂った絶叫を繰り返す。肺が完全に空になるまで叫び続け、そして声が出なくなってものけぞったままビクンビクンと痙攣する。がくりとくずおれ、龍牙の胸に倒れ込むと、荒い吐息をつく。胸板の上でひくっひくっと身体をくねらせる女の背中を指先で愛撫し、そして丁寧に唇を重ねる。何度も唇を重ね、舌を絡め、唾液を交換して――抱き合い、強く抱きしめあい、嫌になるほど熱いキス。そのままゆっくりと体位を変え、そしてまた互いに腰を動かし始めて――。

* * *

 じっくりとしたセックス――これでも二人にとってはおとなしい部類だ――が一段落すれば、今度は焼け付くような激しい絡み合いになる。それがこの二人のいつもだ。凄まじい嬌声が響き続け、肉のぶつかる音がリズミカルに響く。会話はない。ひたすらに女が悶え、喘ぎ、そして男が勢いよく腰を叩きつけ、巨大な肉棒で女を串刺しにする。汗がしずくとなって流れ、愛液が太ももを濡らす。精液が蜜と絡まって溢れ、それらが相まって濃密な性の匂いが立ちこめる。
「かはっ‥‥! すご‥‥い‥‥!! あぉっ、あはぅっ! っく、ああっ、し、子宮、壊れ――あっはぁあああっ!!!」
 凄まじい連打を受け、なすすべもなく狂う。男にしがみつき、爪を立て、涙さえ浮かべて悦楽にむせぶ。必死に腰を振り自ら快楽地獄に堕ちてゆく女を、龍牙は抱きしめ、突き上げ、愛撫する。叫び続ける唇を舐め、咆吼に朱く染まった首筋にキスを与え、弾む乳房を胸板で押しつぶす。最高の女体が、最高の快楽に悲鳴を上げる。汗にじっとりと濡れた熱い柔肌、淫楽に溺れて蜜をあふれさせながらも、もはや意志とは無関係に男にすがりつく媚肉。猛々しい肉槍はますます女を求め、肉欲の炎に呑まれるザーラをますます狂わせてゆく。ザーラの身と心を灼く快楽が、龍牙のペニスと脳を灼く。絡み合う二匹の猛獣は一つの快楽機関の塊と化して、理性のカケラさえも焼き尽くし、絶叫と痙攣を繰り返す。何度も、何度も、何度も――。

* * * * *

 いったいどれだけの時間、狂いあっていたのだろうか。
 最高の、たとえようもなく最高の――そのひとときをようやく終え、二人は荒い息をつきながら重なり合っていた。どちらが先にということもなく、自然に口づけを交わす。女の体重を感じながら、龍牙はぐっとその柔肌を抱いた。しっとりときめの細かい肌が密着し、全身に快い感覚を与える。
「龍牙‥‥最高‥‥だったわ‥‥」
 きれぎれに、女が囁いた。挑発でも誘惑でもない、甘い囁き。
「俺も、な‥‥」
 思わず漏れた本音。女は軽く微笑むと、またしても妖艶な仕草で唇を舐める。その腰を抱き、唇をふさぎ、女を下に組み敷いて――。
 好きだ、とは言えない。愛している、とは絶対に言えない。憎まなければならない女なのだ、そんなことを言うわけにはいかない。だが、それでも。
 きっとまた、自己嫌悪でうんざりするのだろう。分かってはいても、止められない。龍牙はあきらめて目の前の美女にすべてを集中した。‥‥まだまだ前半戦だ。
 ――喘ぎと、吐息。逃れられない運命を感じながら、二人は互いに狂い続けた。

(終)

第三話。実は次の四話目が先にできてしまい‥‥「エロシーンのないSS」をスレに投下するのは気が引けたため,「エロシーンしかないSS」としてこの三話目を改めて書き,2本セットで投下した次第。

小説のページに戻る